多摩市の定例記者会見が先月25日、市役所内で開かれ、令和3年度の一般会計補正予算についてや、新型コロナウイルスワクチンの接種関連情報、市制施行50周年に向けた事業計画などが発表された。
補正予算
補正予算は、市のWITHコロナ・ポストコロナ対応などに総額12億2887万3000円。ワクチン接種事業に8億6973万円を充てたほか、市内飲食店がテイクアウト・デリバリーにエコ容器などを導入する際にかかる費用の補助などに予算をつけた。
また、現在第2弾を実施しているキャッシュレス決済による消費喚起策の第3弾に対してや、子育て対策として出生や婚姻の証明書用紙、子ども用医療証などに統一したキャラクターを使用し、活用していく事業にも充てた。
ワクチン接種
コロナウイルス・ワクチンの接種に関しては3月25日時点の情報として、予約方法などを公表。高齢者向けのワクチン接種券を4月中旬に郵送し、接種予約の受付を5月上旬より開始する予定として、PCやスマートフォンで予約できる「予約サイト」と、AI技術を活用した「予約専用コールセンター」の開発を進めていることも発表。いずれも24時間365日の受付が可能な仕組みとし、当初の集団接種から、かかりつけ医での接種への移行にも対応できるシステムの構築に取り組んでいると市担当者は説明した。
一方で、予約の方法や、接種時期についてなどのワクチン接種に関する質問にオペレーターが対応するコールセンター(【電話】042・313・7003/午前9時から午後5時受付)は既に運用中としたものの、「WEBやAIでの予約が困難な場合に限ってもらいたい」としている。
周年事業なども
今回の記者会見では、市制施行50周年の記念事業計画にも触れ、今年度は市の主催事業を34、市民の企画事業や記念式典などを実施していく予定とした。
また、きょう1日から、市の「ふるさと納税」の返礼品に、サンリオキャラクターの部屋(京王プラザホテル多摩)への宿泊とハローキティが会いにきてくれるサービスがセットになったプランを追加したことなども発表された。
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