戻る

多摩 社会

公開日:2021.06.10

都市長会
デジタル化へ第一歩
鶴牧の施設で勉強会

  • 講師の話に耳を傾ける自治体職員ら

 鶴牧の宿泊研修施設「リンクフォレスト」で先ごろ、多摩地域の自治体が加盟する東京都市長会が主催する勉強会が開かれた。

 今回は自治体におけるデジタル変革の進め方をテーマにしたもので、オンラインを含め、26市、4町村の自治体職員が参加。デジタル変革に必要となるノウハウやスキルなどについて学んだ。

 当日、講師を務めたのは、福島県磐梯町でデジタル変革を担当する行政幹部である菅原直敏氏。自身が手掛けてきた町議会のオンライン開催を支援した取り組みなどを紹介し、参加者らの興味を集めたほか、ビッグデータに関する著書のある高橋範光氏と共に登壇したトークセッションでは、参加者らの質疑応答に応えた。

 この勉強会を企画したKDDI株式会社の担当者は「行政のデジタル化を進めるための第一歩として実施した。引き続き、この取り組みを支援していきたい」と話している。

 都市長会は、国や都における行政のデジタル化への機運の高まりや、多摩地域の人口減を見据えた対策の1つとしてこの行政のデジタル化推進事業に着手。

 この取り組みを進めていくことで、多摩地域の広域連携によるスケールメリットを生かした自治体業務の効率化や、住民サービスの利便性向上を図っていくねらいがある。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩 ローカルニュースの新着記事

多摩 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS