夏の訪れを知らせる「せいせき朝顔市」(ふるさと多摩夏まつり)が3日、2年ぶりに開かれ、多摩市内の生産者が育てた行灯づくりのアサガオが会場となった聖蹟桜ヶ丘駅前を彩った。
翌4日と2日間にわたって開催された今回の朝顔市はあいにくの悪天候に見舞われたものの、ピンクや青などの花を買い求める人が絶え間なく訪れ、「大雨が降ったにも関わらず、好評だった」と主催する実行委員会に名を連ねる多摩市の職員らを安心させていた。
一方で今回、地元野菜が並ぶブース近くには、多摩中学校のハチミツ販売テントが登場。生徒らが養蜂活動を通じて採取したハチミツを同校の千葉正法校長らがお客さんに手渡す姿がみられた。千葉校長は「生徒らに環境や、起業家精神を学んでもらうために始めた取り組み。たくさんの方に購入頂け良かった」と笑顔をみせ、「聖蹟地区の名物にしたいね」と手元の瓶詰されたハチミツを見つめていた。
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