きょう、10月7日はミステリー記念日という。推理小説の先駆者と言われるアメリカの小説家が亡くなった日から定められたようだが、多摩市内で活動するミステリ作家のひとりが聖ヶ丘在住の安藤正紀さん(ペンネームは公章)。これまで3作を発表し、いずれも背景には社会悪を正したいという安藤さんの思いが込められている。「そこにミステリーの要素を加えることで読者により興味をもってもらえるようにしています」と安藤さんは自身の小説を解説する。そして、ミステリ小説の魅力については「いつの時代も謎解きは楽しいもの。動画を楽しむことの多い若い人たちにも読んでもらいたい。きっとはまると思います」と話している。
安藤さんの作品は高校野球部の練習中に起こった事故から連鎖した殺人事件を描いた「ファウル」のほか、実際にあった製薬会社の不祥事をもとに書き上げた2作目の「nのマジック」。そして、今年出版した「負の連鎖―医大学長殺人事件―」がある。いずれも市内図書館でも借りられるという。
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