初期入居から50年を迎え、老朽化が進む多摩ニュータウン同様、多摩市内の個別住宅でも竣工から年月を重ね、「見直し」が必要な家が少なくないようだ。多摩地域などで住宅のメンテナンスにあたる椿典久さんに聞いた。
――多摩地域でも老朽化が目立つ個別住宅は多い
「はい。街なかで車を走らせているだけでも老朽化が気になる住宅は少なくない。これからの季節、雪が少し積もるだけで雨漏りなどの被害が出るのではないか」
――リフォーム工事をしなくても応急処置的な方法もあると
「1つが塗装。人によって塗装は装飾のイメージがあるかもしれないが、元々は建物の保護を行う目的もある。専用ののりを下地として塗ることで建物の強度が高まる」
――建物の老朽を意識する目安は
「10〜15年ぐらいでしょうか。早めに適切な対応をしていくことが結局は修理費を抑え、住宅を長持ちさせることにつながる。専門家にアドバイスを求めるのも手だ」
多摩版のローカルニュース最新6件
|
多摩市内の桜 振り返る4月25日 |
|
|
|
|