多摩ニュータウンを「終のすみか」となる街にするための課題と方法などについて考えるシンポジウムが2月28日(月)、永山ベルブホールで開かれる。
パネリストは埼玉県・和光市で住民の要介護率を下げる取り組みに関わった経験をもつ埼玉県立大学・副学長の伊藤善典氏と、高齢者の住まいと介護・医療に関する業界紙を発行する高齢者住宅新聞社・社長の網谷敏数氏。また、多摩市市会議員の遠藤ちひろ氏も登壇する。
シンポジウムは入場無料で先着144人。午後6時30分から8時30分(開場は15分前)。観覧希望者は氏名・住所・電話番号を表記のうえ、メール(【メール】ichi@gb3.so-net.ne.jp)または、FAX【FAX】042・373・1797へ申し込み。問い合わせは主催する多摩ニュータウン終の住処プロジェクト推進会議・市川さん【携帯電話】090・3694・5042。
このシンポジムを企画したのは豊ヶ丘に住む市川周さん。以前より、多摩ニュータウンを「終のすみか」と呼べる街にするための活動を進めてきたといい、その方法の1つとして介護・看護施設を併設した高齢者向けの住宅をニュータウン内の学校跡地に建設することを提唱してきたのだという。「ニュータウン内には現状、介護施設が少ない。介護・看護施設を併設した住宅をつくり、そこに入居する人、通う高齢者もいる状況を生み出すことができれば、ニュータウン内に活気が生まれると考えています。このシンポがその実現につながれば」と市川さんは話している。
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