意見広告 10年間で4割も子どもが減った? 多摩市議会議員 遠藤ちひろ
コロナ禍で迎える二度目の新年はいかがお過ごしでしたか? 私は妻と駅伝を見ながら静かに過ごしました。私の目指す多摩の未来について、今回は多摩市の子育てのお話をさせてください。
今、多摩の1歳児は719人で、10歳児は1174人。わずか10年で4割も出生数が減ってしまっています。一方で多摩では保護者の負担が増しています。保育園の待機児童問題や教育費の増加など。中学生の学習塾代が年間20万円を超え、家計に重くのしかかっているなどの声を聞くことも少なくありません。
要因の1つになっているのが保護者への行政の支援不足。予算不足だから仕方がない?いや、年間500億円以上の予算を執行する多摩市にお金がないわけではありません。その使い道をハコモノと大型公共事業に注力しているのです。結果、利用者が少ない「立派な」施設が増えている。その矛先を変えるだけでいいんです。子どもや若者の未来へと。保護者の負担を減らすことは、子育ての充実だけでなく、「多摩で子どもを育てよう」という家庭の増加にもつながるのではないでしょうか。多摩に変化を――。新年を迎え、そう改めて考えているところです。
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