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多摩 教育

公開日:2022.05.26

多摩エネ協
児童に「環境本」
市内小学校へ寄贈

  • 千葉教育長(中央)に書籍を手渡す江川さん(右)。左は協会の和崎千英子さん

  • 本を受け取る石井校長

10周年記念



 一般社団法人多摩循環型エネルギー協会は10日、設立10周年を迎えたことを記念して多摩市内の小学校に子どもたちが環境について学ぶことができる書籍を寄贈した。



 書籍は設立当初から協会に講師役などで協力しているというノンフィクションライター高橋真樹さん著作の「こども気候変動アクション30」で、17の市立小学校分は多摩市教育委員会の千葉正法教育長の元へ。私立校の帝京大学小学校(和田)には同協会の江川美穂子さんらが石井卓之校長を訪問し、協会の広報誌と共に書籍を手渡した。



 受け取った千葉教育長は「責任をもって各校へと渡す。この本を読んで子どもたちから新しいアイデアなどが生まれれば」と語り、一方の石井校長は「朝礼で全児童に紹介する。当校でも子どもたちが環境について学ぶ機会を増やしているところ。ありがたい」と笑顔をみせていた。



 江川さんは「多摩で学ぶ子どもたちがこの本に触れ、気候変動問題について行動しようと思うきっかけやヒントになればと思います」としている。同協会は2011年に起こった東日本大震災を機に多摩市民らが立ちあげた団体で、この10年間、自然エネルギー普及などに取り組んできた。

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