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多摩版 公開:2022年10月6日 エリアトップへ

多摩の幼稚園の特徴は? 募集シーズン 協会会長に聞く

教育

公開:2022年10月6日

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 今年も幼稚園の園児募集のシーズンを迎えた。多摩市の幼稚園・子ども園の特徴は――。市内9つの園が加盟する多摩市私立幼稚園協会・園長会の有馬篤樹会長=写真=に聞いた。

 ――どんな園でしょうか

 「保護者のニーズに合わせて、どの園も常にその時々で最適な保育にあたってきたことが挙げられると思う。各園、それぞれの建学の精神をもちながら、他の自治体の園よりも先駆けて預かり保育などを取り入れてきた実績がある」

 ――なぜ、柔軟に対応できた

 「多摩はニュータウンの開発もあり、さまざまな地域からやってきた人で構成されている。ニーズも多様なわけで、多くの要望に応えるために必然と柔軟さが求められてきたところがある。一方で、各園共に常に新しい保育を追求しようという強い思いがあったことも事実だ」

 ――各園のつながりは深い、と

 「9園いずれも、市が誕生した前後に創設されたところばかりで付き合いが長く、結束は強いと思う。定期的に情報交換の場を設け、多摩の子どもたちにとって最適な保育について情報交換してきた」

 「また、時には先生方の研修の一環として、観劇に出かけるなどの交流も行ってきた。コロナ禍のなか、現在は研修として集まる機会は無くなっているが、いずれ復活させたいと考えている」

課題は

 ――各園共通の課題は

 「やはり、コロナ対策が一番になる。子どもたちを守る安心安全対策は我々に課せられた使命。感染拡大の収束が見えつつあるともされるが、各園共に気を緩めずに対策を徹底していきたい」

 「一方、幼稚園は国のルールに基づき、建物や園庭、遊具などが設置されている。保護者には安心してお子さんを任せてもらいたいと伝えたい」

 ――コロナ禍のなか、「運動場」としての役割が大きくなると

 「子どもたちが安心して走りまわれる場所が減っている。それに伴い、運動能力の低下がみられているようだ。今後、幼稚園の園庭は子どもたちがスポーツをして、生き物と接する場などとして、これまでよりも役割が増していくと思う。各園ともにそれを認識し、整備を進めていく必要があると考えている」

 ――入園のための願書提出の時期(11月)を迎えるが

 「9園いずれも伝統と実績があり、それぞれの特色と独自の教育方針をもっている。どの園も希望すれば見学することができると思う。ぜひ、足を運び、各園の雰囲気を感じ取ってもらいたい」

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