多摩 スポーツ
公開日:2023.03.16
クリニック開院の惟村さん
「二足の草鞋」奮闘中
格闘家としても「今年は」
医師と格闘家の二足の草鞋を履くのが、今月、多摩センター駅前に自身のクリニックを開いた惟村公郁さん=外面に関連記事=。学生時代から、アマチュア選手として柔術や総合格闘技に取り組み、医師、クリニックオーナーとしての業務の合間をみて練習を重ねている。
昨年はクリニック開院の準備などで思うように試合に出場することができなかったというものの、「今年は格闘技で上を目指したい。より練習に打ち込めるように、所属するジムに近い多摩センターにクリニックを開いたんです」と笑顔をみせる。
謙虚に
そんな惟村さんにエールを送るのが、格闘家として育ててきた落合の格闘技ジム「トライデントジム」代表の森修さんだ。学生だった当初は人の話を聞かず、自分の主張だけを通そうとする傾向があったという惟村さんを受け入れ、共に汗を流すなか、思うようにいかない格闘技と出会い、徐々に謙虚な気持ちをもつようになっていった惟村さんを見てきたのだという。
「期待する」
森さんは「何事にも意欲的な性格。地域に貢献できる人材と考えている。ファイターとしても、練習を地道に積み重ねていけばプロにもなれると思う。これからの活躍も期待している」と話し、惟村さんは「がんばりたい」と意気込んでいる。
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