多摩 社会
公開日:2023.04.27
交流拠点「あたご」オープン
地域住民250人来場
コミュニティプレイス
多世代交流拠点「コミュニティプレイスあたご」が4月15日、愛宕団地(愛宕第二住宅)にオープンした。初日には内覧会が開かれ、あいにくの雨の中でも、子どもから高齢者まで約250人の地域住民が訪れた。内覧会ではおにぎりや豚汁がふるまわれ、施設内はにぎやかな雰囲気に包まれた。
施設内には、カフェとしても使える食堂を中心に、日用品や食品が手に入る店のほか、キッズコーナー、高齢者が健康増進などに取り組める「デイルーム」などを完備している。取り組みを進めてきた一般社団法人コミュニティネットワーク協会の渥美京子さんは「住民の皆さんと1年半にわたりワークショップや社会実験を行ってできたもの。なるべく壁を少なくした広い空間と手作り感の漂う内装、南側の窓からの眺めが好評でした」と振り返る。
また、内覧会に訪れた阿部裕行市長からはコミュニティーセンター「愛宕かえで館」との違いがはっきりしていると評されたという。渥美さんは「地域の方に『近くに食事ができる場所ができた』『コーヒーを飲みながら交流できる』ととても喜んで頂きました。地域の方や大学生7人がボランティアで準備してくれたのが大きかった。学生の方は継続的に物販やSNSでの発信をしてくれるようです」と話していた。
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