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多摩 社会

公開日:2023.07.06

「つながり大切に」
桜美林大 多摩キャンパス開設

  • インタビューを受ける石川教授

 町田市を拠点とする桜美林大学の多摩キャンパスが今年度、多摩センター駅近くにオープンした。街のランドマーク的存在だったホテルが今年始めに閉館するなど、駅周辺の新たな活性化策が課題となっていた多摩センターエリアへの新施設。同大学航空・マネジメント学群長の石川秀和教授に聞いた。

 --どんな学生が通う

 「パイロットや、空港の業務に就くスペシャリストなどを目指す学生ら400人ほどが所属する。元々、町田市内のキャンパスを拠点としていたが、学びの環境を充実させたこのキャンパスに移転してきた」

 --オープンから3カ月が経過した

 「順調に大学運営が進んでいる。自然豊かで学びの場としては最適なところ。学生も勉学に集中しやすい環境と感じているのでは。白とシルバーベースの当大学の建物が地域に溶け込んでいけば、と思う」

 --新たな活気創造が求められるエリア。地域とどう接していく

 --「つながりを大切にしていきたい。先日、キャンパスを開放する企画があったが、地域の多くの方が立ち寄ってくれた。興味をもっていただいていると思う。施設内にはまだ開発されていないスペースがある。個人的な意見として、地域交流の場にしていくのも1つの考えと思う」

 「随時、開催しているオープンキャンパスには地域の方も立ち寄ってもらいたい。航空に関するものが揃うので、子どもたちにも喜んでもらえるのではないか。当キャンパスへの来訪をきっかけに、将来、パイロットを目指す子が出てきてくれれば、と期待してしまうところだ」

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