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多摩 社会

公開日:2023.07.20

多摩市にゆかり
榊さん、相原さん 途上国へ
JICA海外協力隊参加

  • 阿部市長(中央)を表敬訪問した相原さん(左)と榊さん

 落合在住の榊にいなさんと唐木田出身の相原美咲さんの二人が、開発途上国の経済・社会発展のため、JICA海外協力隊2023年度1次隊として派遣されることが決まった。派遣期間は7月から2025年春までの約2年間。二人は10日に市役所を訪れ、阿部裕行市長に派遣先でのボランティア活動に対する考えや活動内容を報告した。

 ウズベキスタンで青少年活動を行う相原さんは「寒暖差が激しい国と聞いており、衣食住の大切さ、特に食が人の健康にとって大切だということを伝えたい」と話した。小学生の時の教師からJICAでの活動を聞いた際に「日本は豊かな国だと思った。困っている人を助けたい」と考えていた相原さんは休職して協力隊に参加した。

 都内で中学校の教員をしている榊さんは、パラオで算数と体育を教える小学校教育にあたる。榊さんは「パラオには教員養成のシステムが無く、少しでも貢献したい」と意気込み、「幼い頃から途上国に興味があり、働いてみたいと思っていた」と話していた。

 阿部市長は「2年間で学んだことをぜひ報告してほしい。体に気をつけて頑張ってください」と激励した。

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