チーム型アウトソーシング(業務代行)、再就業支援・育成・訓点事業などを運営する株式会社キャリア・マムの代表を務める堤香苗さん(60)。1997年に事業を始め、ココリア多摩センター5階に事務所を構えたのが約10年前。今では、全国10万人の在宅ワーク会員とともに多種多様な業務に対応。2023年には、「テレワークトップランナー総務大臣賞」を受賞した。
堤さんは「面白い人たちが集まって自分らしく生きて、多摩市で未来を作ってもらいたい」と同センター7階に、保育室併設の「コワーキングCoCoプレイス」をオープン。5階の事務所には、隣接するように「おしごとカフェ」がある。奥多摩のスギやヒノキをふんだんに使った堤さんお気に入りの空間だ。
「便利なまち」
多摩センターに職場を構えたことについては「憧れがありましたよね。すべてがコンパクトにまとまっていてスタイリッシュで、交通の便も良い。事業をするには便利でいいまちです」と話す。
今では住まいも多摩センター近隣に構え、職住共に多摩センターと共にある。堤さんは「子どもが小さい頃、中央公園によく遊びに来ていました。本屋やカフェが充実していて、自然も豊かなところが好きです」と語り、一番のお気に入りは、「事務所の横にある『おしこごとカフェ』ですね。ぜひ一度お越しください」と笑顔で話していた。