聖蹟桜ヶ丘がモデル地になっているとされるスタジオジブリ制作のアニメ映画「耳をすませば」が今年、公開30周年を迎えるとして、記念上映会などが8月10日(日)、関戸公民館ヴィータホールで開催される。入場無料。
1995年7月に公開された「耳をすませば」は、作品中に登場する背景などが聖蹟桜ヶ丘駅周辺を参考に描かれているなど、多摩市と縁の深い作品。地元商店会でも、主題歌や主役の声優を務めた本名陽子さんを招いたコンサートを20年続けて開くなど、まちおこしに役立てている。
トークショーも
当日は上映会のほか、トークショーとミニライブが行われる。出演するのは主役の月島雫の声優を務めた本名さん、Kaoさん(天沢聖司のバイオリン担当・演奏モデル)、野見祐二さん(耳をすませばの音楽を担当)、中島義実さん(野球部の杉村役)、佐藤めぐみさん(ピアニスト)の5人。「耳をすませば」の音楽やアフレコなどについての裏話と音楽ライブが披露される。
時間は1回目が12時30分開場、2回目が午後4時30分開場。定員は各回180人(応募多数の場合は抽選)で、申込みは6月30日(月)まで下記応募フォームから受け付けている。抽選結果は7月7日頃に通知。
関連企画も実施
公開30周年記念関連企画として、「耳をすませば」の世界と「せいせき」の街展が6月27日(金)から、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター AB館7階連絡ブリッジで開催される。午前10時から午後8時まで。
劇中シーンを思い起こさせる街の風景写真を展示するパネル展。期間は27日(金)から7月16日(水)までと9月25日(木)から10月13日(月)まで。8月10日は関戸公民館8階ホワイエで特別展示される。
イバラードの世界「耳をすませば」井上直久展が8月9日(土)から11日(月)まで、関戸公民館7階ギャラリーで行われる。
イバラードは、画家の井上さんが現実世界をもとに創り上げた不思議な世界。「耳をすませば」では月島雫による空想シーンに登場した。映画で実際に使われた原画をはじめ、代表的な作品を展示する。
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