多摩 文化
公開日:2025.06.26
多摩子ども劇場 活動40年
子どもたちに生の体験を
周年祝う催し
地域の子どもたちに芝居や人形劇、音楽などの鑑賞会を開き、身近な地域で生の体験の場を開いてきた認定NPO法人多摩子ども劇場が今年度、設立40周年を迎えた。同法人の春田祐子理事長=人物風土記で紹介=によると、今年度は定期的な舞台鑑賞、キャンプ、季節ごとの催し、多摩中央図書館でのイベントなど、どれもが40周年を記念した盛大な催しにするという。
先月には舞台鑑賞として、節目の年に記念コンサートを開いてきた古楽器や空想楽器などによるファンタジックな音と遊びの世界を繰り広げる「ロバの音楽座」によるスペシャルコンサートが開かれた。
協働イベントも
40周年イベントとして、8月には設立当初から続く「子どもキャンプ」「親子キャンプ」が開かれるほか、8月20日(水)には多摩市立図書館の協力を得て「エリック・カールのコラージュ体験とペープサート メッセージカードをつくろう」が多摩中央図書館2階サテライトカウンター前で開催される。午前11時から午後4時まで。参加費は無料、直接会場へ。対象は4歳以上。
会員数は減少
子ども劇場は1960年代後半、子どもたちの過ごす場として鑑賞と自主活動を柱に福岡県でスタートした。東京でも73年以降、各地で子ども劇場が誕生。多摩ニュータウンでも、多摩市と八王子市の一部(京王堀之内駅・南大沢駅周辺)を中心に86年、多摩子ども劇場が誕生した。
2000年にNPO法人化し、行政とのコラボなど活動の幅を広げ、13年に認定NPO法人になるとより多くの団体と協働して様々な事業を行ってきた。
一方で、最大1220人いた会員は、現在120人ほどに減少している。春田理事長は「子どもたちの過ごし方は多様になっているので仕方がない」と話す。また、同法人は運営の支えとなる寄付を募っている(寄附金控除対象)。
質の高い体験を
08年に始まった「ぽこぽこフェスタ〜ステージアートのおもちゃ箱〜」は、プロのアーティストを招き、子どもたちが自分で選んで文化体験をする一大イベント。
今年度は26年3月8日(日)に開催するが、同法人では質を落とさず継続して実施したいとクラウドファンディングを行っている。7月20日(日)まで。目標金額は60万円。寄付をするには下記支援サイトから。
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- クラウドファンディング支援サイト
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