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多摩 人物風土記

公開日:2026.07.16

多摩市ボランティアサークル「絵手紙くるくる」を立ち上げた 山田 美千代さん 永山在住 87歳

  • 山田 美千代さん (写真1)

絵手紙で周囲を笑顔に

 ○…絵手紙で交流を図るボランティアサークルを立ち上げ約40年が経過。自然災害の被災地を訪れては奉仕活動に従事、昨年からは能登半島地震の被災地の事業所から取り寄せた特産品を聖蹟桜ヶ丘のイベントで販売することで支援し、現地の人を励ましたいと絵手紙を送った。「お礼の手紙を頂くなど交流できることがうれしい。手紙だけではなく絵が入っていると和やかになる。絵手紙にはそんな力がある」と力を込める。

 ○…国分寺市で開かれた絵手紙展を見に行き魅力にふれたことがきっかけで始めた。一方、本格的に被災地支援を行うようになったのは東日本大震災の時。絵手紙をシールにして販売し、その収益を義援金として送った。「夫と協力してシールを袋につめたことが懐かしいですね」。これまで1千万円以上の義援金を各被災地に送ってきた。「いつ地元で災害が起きるか分からない。その時には支援してくれるかもしれませんからね」

 ○…中学、高校と美術部に所属、女子美術大学に通い絵が好きだったという。大学ではワンダーフォーゲルに夢中になり「絵を学んだというより山に登ってばかりでした」と笑う。手話ボランティアもしており、「生まれた時から人のためになることがしたかった。自分の好きなことで周囲に笑顔が生まれればいいですよね」とほほ笑む。

 ○…サークルの月刊誌を『きゃっちぼうる』と名付け発行は300号を超える。「投げる人がいれば受け取る人がいる。受け取る人がいれば投げる人がいる。そんな人のつながりを願って名付けました」。参加してみたいという人を心待ちにしている。「一人では何もできない。多くの人が助け合えばできるものがある。小さいながらも頑張っていきたいですね」

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