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海老名・座間・綾瀬 コラム

公開日:2019.01.04

海老名の生き物がかり㉕
ウシハコベ

 このコーナーでは、海老名市を拠点に活動するサークル「野草観察の会」が、市内に咲く四季折々の植物を紹介します。



 今回紹介するのは春の七草のひとつハコベの仲間「ウシハコベ」です。植物が春を迎える準備のために、いろんな形で冬眠に入りますが、中には葉はロゼットの形状を成し、雪の重みに耐えられるよう、成長点を低くし地面にぴったりと張り付いているものもあります。ところが、ハコベの仲間は小春日和が続くと春と思って芽を出し、枝葉を伸ばし花を咲かせて実を結ぶものもあります。



 このウシハコベも南に面した日当たりのよい斜面に晩秋から花をつけています。白い花びらは十枚に見えますが、実はハート型をしていて5枚です。仲間にウシハコベより小型のハコベがあります。違いはウシハコベの柱頭(めしべの先)は5本に分かれていますが、ハコベは3本です。

 

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