海老名の生き物がかり㉟ ノアザミ
このコーナーでは、海老名市を拠点に活動するサークル「野草観察の会」が、市内に咲く四季折々の植物を紹介します。
小川や畑の土手の草むらにひと際鮮やかな紅紫色の花をつけた「ノアザミ」を見かけます。
高さは50cmから1mと高く、葉は茎を抱き鋭い刺があります。頭花はたくさんの筒状花が集まって一つの花のような形状をなします。花の先端の白い粉のように見えるのは雄しべの葯筒から押し出されてきた花粉で、ほかのノアザミの雌しべに上げ、雌しべは自分の雄しべの花粉が散ってから伸びてきて、ほかの花の花粉をもらえるよう時期をずらして伸びます。
日本にはオニアザミやフジアザミなど60種ほど仲間があるといわれています。「山には山の愁いあり、海には海の悲しみや〜」のあざみの歌に歌われたアザミはどのアザミだったのでしょうか。
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