海老名市と座間市 半旗で弔意表明 綾瀬市は雨で見送り
内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬儀が17日、東京都内のホテルで実施された。
本紙発行エリアでの事前取材では、海老名市と座間市、綾瀬市の3市ともに、弔旗掲揚と午後2時10分の黙とうを求める内閣からの要望に基づき、早朝から夕方まで弔意を示す半旗を掲げる意向を示していた。内閣からの要望は10月2日の閣議了解に基づき内閣官房長官名で各省庁に通知され、都道府県を通じて自治体に周知された。
半旗の掲揚場所は海老名市と綾瀬市が市役所、座間市は市役所のほか、国旗が掲揚できる市内41の公共施設でも市役所と同様に半旗を掲揚するとしていた。この日は土曜日のため、職員による定時の黙とうを予定した市はなかった。
合同葬が実施された17日は朝から雨模様の天候だったが、海老名市と座間市は朝8時30分から半旗を掲揚した。午前6時半から午後5時まで半旗を掲揚する予定だった綾瀬市は、普段の降雨時の取り決め通り、国旗の掲揚自体を行わなかった。
内閣と自民党による合同葬儀は今年1月10日に閣議決定され、新型コロナの感染拡大による延期を経て17日に実施された。中曽根元首相は1982年11月から87年11月まで内閣総理大臣を務め2019年11月29日に101歳で他界した。
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