海老名・座間・綾瀬 コラム
公開日：2021.02.12
３市版 楽屋帳 vol.17
海老名市議会について▼議会のホームページは暮らしに役に立つ。行政と議会の関係がわかるとなおさらそう感じる。地方自治は中学校の公民の授業で聞きかじる程度で、高校や大学で深く学ばなければ身近ではない人も少なくないはずだ▼市議会のホームぺージを焦点にすれば、海老名市民の情報環境はまずまず恵まれている。座間市と綾瀬市を同時進行で取材しているとそれがよくわかる。特に委員会の生中継は、どこの自治体であれ明日にも取り入れるべきと感じる▼「地方分権」の言葉が真っ盛りだった２００６年ごろ、海老名市議会の取り組みがよく話題になった。当時は県西部の自治体で取材をしていた。海老名市で本会議のネット中継が始まったのはその頃だった▼本会議のみならず、委員会の様子をユーチューブで生配信し、フェイスブックも活用する海老名市議会は一見すると先進的だ。一方で国はＩＴ化で人の暮らしをより良くする「ＤＸ」を推進している。そう考えると、地方自治体や議会にもやるべきことがまだまだありそうだ。
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