内閣府地方創生推進室が主催する「地方創生★政策アイデアコンテスト」が12月11日に開催され、座間市資源対策課の「家庭から排出される紙おむつのリサイクル」がグランプリにあたる地方創生担当大臣賞に輝いた。
コンテストは、地域課題の分析を踏まえた、地域を元気にするような政策アイデアを募集するもの。7回目の今回は、学生、一般、地方公共団体の3部門で全国から963組の応募があった。
座間市資源対策課は初めての応募ながら、地方選考、一次選考の書類審査を通過し、オンラインでプレゼンテーション審査を行う最終審査会に進出した。
座間市の発表テーマは「家庭から排出される紙おむつのリサイクル」。依田玄基課長がプレゼンを行った。
プレゼンでは、全国データの分析では家庭から出される紙おむつの量は高齢社会で年々増加し、大人用が子ども用を上回る状況になるなど、ゴミの減量化や循環型社会の実現に向けた課題だと指摘。市では小田急電鉄株式会社と協力してゴミ収集のDX化に取り組んできた実績があることから、おむつが捨てられた集積所をリアルタイムで一元管理し、効率よく回って収集すればリサイクルにつながると提案した。市では同様の考え方で、燃やすごみとしていた剪定枝の資源化を実現した実績があることも強調した。
審査の結果、地方公共団体部門でグランプリにあたる地方創生担当大臣賞を受賞し、野田聖子大臣から表彰を受けた。依田課長は「とても嬉しい。日頃のチームワークが発揮できたおかげ」と話した。
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