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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2023.10.16

海老名警察署
安全運転意識の向上を
高齢者講習に27人参加

  • サポートカーの安全性を体験する参加者たち

 高齢者の交通事故の防止と安全運転の意識の向上を図ろうと、海老名警察署(下山幸男署長)と海老名市は10月4日、市役所で「高齢者安全運転講習会」を実施した。65歳以上の市民27人が参加。自動ブレーキシステムや踏み間違え防止装置を備えたサポートカーに乗車し安全性能などを体験した。

 同署によると1月から9月末日までに発生した人身交通事故は295件。このうち32・5%にあたる96件が高齢者に関する交通事故だという。

 当日は損害保険ジャパン株式会社とウエインズトヨタ神奈川株式会社も協力。安全運転に必要な心得を学ぶ安全運転講習の講師や、75歳以上の高齢者が免許更新時に受ける認知機能検査の模擬体験、サポートカーの準備を行った。

 講習会に参加した坂本良作さん(73)は「認知機能検査はもうすぐ受けることになるので体験できてよかった。サポートカー体験では急発進してもびっくりするくらいよく止まった。こんな車なら安心して運転できる」と話した。同署の交通課署員は「加齢による心身能力の低下と向き合い、交通事故の防止につなげてほしい」と語った。

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