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泌尿器科Q&A 「前立腺がん」について 取材協力/相武台メディカルクリニック
全国がん登録の2019年の統計によると「前立腺がん」の診断は約9万5000人で、男性の発症する部位別がん罹患数が1位となっている。相武台メディカルクリニックの工藤治院長に詳しく聞きました。
―前立腺がんの発症について教えてください。
前立腺がんは1970年の調査依頼、増加の一途を辿っています。生涯でがんに罹患するリスクは男性65・5%に対し、前立腺がんは11%で9人に1人が発症すると言われています。
検査機器の進歩や緩やかに進行する症状を背景に死亡率は高くありませんが、リンパ節や骨、肺、肝臓に転移することもあります。早期の多くは自覚症状が少なく、稀に尿が出にくい、排尿の回数が増えるなどの症状が見られ、進行すると血尿や腰の痛みを伴うこともあります。
症状の多くは、年齢を重ねるごとに発症する前立腺肥大症と類似しているのも特徴です。排尿に関して違和を覚えたら、専門医に相談してください。定期的な検診も予防において有効です。
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