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海老名・座間・綾瀬 ピックアップ(PR)

公開日:2025.08.29

海老名総合病院
「早期発見には定期的な検査を」
消化器内科部長・五十嵐宗喜医師

  • 今年4月から勤務する五十嵐医師

 約84万人が暮らす県央医療圏で唯一の救命救急センターを有する、高度急性期医療を担う中核病院「海老名総合病院」。31の診療科のうち、今回は大腸カメラ検査に約30年携わる、消化器内科部長の五十嵐宗喜医師に内視鏡検査の現状などについて話を聞いた。

 ―内視鏡検査はどのような時に必要?

 内視鏡検査は、大きく「胃カメラ」と「大腸カメラ」に分けられます。検査を受けるきっかけとなるのは、自治体などが行う「検診」のほか、「症状があって受診した時」、「(吐血や血便など)緊急搬送された場合」などがあります。

 ―鎮痛剤・鎮静剤を用いる大腸検査とは?

 私が「大腸カメラ」を覚え始めた30年前に比べ、カメラの太さ、しなやかさ、画質など、検査機器の性能や医師の技術は大きく向上しています。しかし、「つらい」と答える人は一定数います。我慢を強いると「もう二度とこの検査をしたくない」と思われてしまい、本当に必要な時に受けてもらえなくなってしまいます。内視鏡室では今年5月から、鎮痛剤・鎮静剤を用いた検査を行っており、多くの人がアンケートで楽だったと答えています。医療用麻薬である鎮痛剤の運用には、検査後のケア体制を整える必要があります。内視鏡室では医師・看護師・臨床工学技士らが参加し、急変に備えたシミュレーションを行っています。

 ―多くの人に大腸検査を受けてもらうには?

 病気の早期発見には、検査を繰り返し受けていただくことが大切です。そのためには検査の「つらさ」を軽減させることはもちろん、女性も受けやすい環境が大切だと思います。内視鏡室では毎日、女性医師も勤務しています。気になる症状がある人はご相談ください。

海老名総合病院

海老名市河原口1320

TEL:046-233-1311

https://ebina.jinai.jp/

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