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公開日:2026.02.26

八王子こども屋台選手権
優勝メニュー 給食に
由木西小のチームが考案

  • 考案メニュー「天狗のハナゲット」をほおばる児童ら

    考案メニュー「天狗のハナゲット」をほおばる児童ら

  • 3代目由木ニッシーズと八王子青年会議所の担当者ら

    3代目由木ニッシーズと八王子青年会議所の担当者ら

 由木西小学校の有志チーム「3代目由木ニッシーズ」が考案し、昨年10月26日に開催された「第7回八王子こども屋台選手権」でグランプリに輝いたメニュー「天狗のハナゲット」が2月19日、同校の給食として提供された。児童たちが考えたアイデアメニューが全校の食卓に並び、教室には笑顔が広がった。

 「天狗のハナゲット」は、八王子産の食材を使用し、高尾山の天狗から着想を得たオリジナルメニュー。高尾の湧き水で作った豆腐と、レンコン、鶏肉などを混ぜ合わせ、天狗の鼻に見立てた長い棒状に成型。表面に油を塗って香ばしく焼き上げ、ふわふわでサクッとした食感が楽しめる一品となっている。この日の献立には「天狗ごはん」や「彩り和え」、みそ汁なども並んだ。

 給食の時間、グランプリの味を堪能した児童らからは「中のお肉も、周りもおいしかった」「食べやすかった」「アイデアすごい」といった声が次々と上がった。

 八王子市は、このメニューを2月中に市内の全市立小学校および義務教育学校で1回ずつ提供する予定で、「給食として提供することで、挑戦した子どもたちの活躍を伝え、そこから新たな挑戦が生まれることを期待している」としている。

商いの楽しさ郷土愛を育む

 「八王子こども屋台選手権」は、一般社団法人八王子青年会議所(JCI)がキャリア教育の一環として主催している催し。京王線南大沢駅周辺のペデストリアンデッキを会場に、小学4〜6年生のチームが自らメニューを考案して屋台で販売するというもの。仕入れや原価計算、調理、販売までを一貫して体験することで、働くイメージを膨らませるきっかけを作るとともに、八王子の地産物に触れることで郷土愛を育む狙いがある。

 昨年行われた第7回大会には市内の小学校・義務教育学校から23チームが参加。審査員による厳正な審査と来場者による投票の末、「3代目由木ニッシーズ」が見事グランプリを獲得した。企画を担当した八王子青年会議所の青木亮武さんは「当日、売り切れの連絡も早かった。すごく評判だったメニュー。給食になることで選手権のことを知ってもらえてうれしい。より多くの小学生にエントリーしてもらえるよう期待したい」と目を細める。

メニュー開発で地元を再発見

 考案チームのメンバーも、給食での提供に喜びを滲ませた。川畑真美さん(6年)は「レンコンのシャリシャリ感が、普通のナゲットにはない食感が特徴です。本当は油で揚げていたけど、給食でも再現できていたと思う」と胸を張る。

 また、湯水薫さん(4年)は「ナゲットと天狗の鼻をまぜて命名した。正直、自分たちで作った方が美味しいと思ったけれど、給食で再現できててよかった。滅多にない機会なのでよかった」と笑顔で話す。「八王子は思ったより水がきれいで、豆腐が作りやすいことがわかった」と、メニュー開発を通じて地元の魅力に気付いたことも明かした。

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