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公開日:2026.09.25

座間高校文芸部 「物語の自販機」で発信を クラファンで資金募る

  • 部誌を手にする部員たち

    部誌を手にする部員たち

  • 物語の自動販売機(提供:トーハン)

    物語の自動販売機(提供:トーハン)

 座間高校文芸部が、執筆した小説や評論などを広く読んでもらうため、クラウドファンディングで資金を募り、校内に「物語の自動販売機」を導入しようとしている。

 出版流通大手の(株)トーハン(東京都)が開発したこの機械は、ユーザーが好みのジャンルを選び、ランダムにショートストーリーを無料で印刷する。これまで大学にも設置されたことがあり、実現すれば高校では全国初という。

 文芸部(12人)の活動は年4回、力作をまとめた部誌『TITLE』を配ること。最新号は主に小説だ。これまで美術部のアート作品とともに、座間駅前の喫茶店で展示するなど、作品発表の形も模索してきた。作品を見た人からの感想が寄せられたこともあった。

 一方で部員の中には「図書室の利用が思わしくない」「本を読む生徒が少ない」と感じる人も。通算166号となった冊子も、在庫が余りがちになっている。

 そんな中、顧問の澤口真理さんが「こんな自動販売機がある」と部員に紹介。座間高にも設置する構想がふくらんだ。コンテンツは書店で販売される小説や新書の一部、そして部員たちの小説や漫画やアニメ評論なども盛り込み「ガチャを回す気分」で読書に出合ってもらう。気になる続きは図書室で、というコンセプトだ。

 機材を導入するため、現在クラウドファンディングを活用、9月中旬時点で目標額まで15万円ほどと、実現が近づいている。目標達成後は販売機を借り、2カ月ほど昇降口に置く計画。葛西堅矢部長(2年生)は「これは何だと触ってもらうことで、仲間が本を読むきっかけになれば。私たちも面白い作品を書きます」と話している。

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