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東原在住松井松夫さん 「これからも走り続ける」 86歳、さらなる挑戦へ
東原在住の松井松夫さん(86)が8月18日、大和スポーツセンター競技場で行われた「第35回神奈川マスターズ陸上競技選手権大会」の3千m走に出場した。
マスターズ陸上は、5歳刻みで部門分けされた年代別の競技大会。80歳から83歳にかけて3千m走で4連覇を達成した松井さんは、85歳以上の部でただ一人、出場を果たした。
2016年の年末、胃がんの摘出手術を受けた松井さん。無事成功し、回復したものの「体力が戻るまで1年かかった」という。記録樹立を目標に掲げ、今年から毎朝5時に起きてのランニングを再開。久しぶりの大会に臨んだ。
当日、3千m走では60歳以上の男子約20人が一斉にスタート。一周400mのトラックを駆け抜けた。最年長ランナーとなった松井さんは、しっかりとした足取りで着実に前へ進んだ。残り2周となったところで20分を経過。タイムオーバーにより悲願の走破は叶わなかった。
審判員にねぎらいの言葉をかけられると「仕方ないね」と笑みを浮かべた松井さん。「馬力が全く戻っていなかった」と悔しがるも、どこか充実した表情で語った。
記録樹立の夢消えず
今年の競技大会への出場は終了したが、日課のランニングは続けていくという。「人に迷惑をかけちゃいけないからね。無理のないように続けたい」と語る。
それでも「正月が来たらまた大会もあるから」と、記録樹立への野望は今なお抱く。「80代で走る人はなかなかいないからね」と明るく笑った。
合同会社ざま福祉会
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