伊勢原 トップニュース経済
公開日:2016.07.29
SNSパネルで集客狙う
まちづくり協議会が新たな試み
伊勢原市商業のまちづくり協議会の商品・サービス部会がこのほど、市内の店舗やイベントで記念写真を撮影することができる「SNSパネル」を製作した。パネルを設けることで伊勢原の魅力を発信し、集客につなげることが狙い。今後はイベント企画等でも活用していく予定だ。
「SNSパネル」とは、フェイスブックやインスタグラム、ツイッターなどのSNS画面に似せた写真撮影用のパネル。最近ではイベント会場や結婚式などで多く使用されているほか、撮影した写真をSNSで拡散し、宣伝する店舗も多い。
今回パネルを企画した商品・サービス部会は、市内店舗の魅力の再発見・発信を目的に活動している。今年5月には「伊勢原おしゃれ」をテーマに、各店舗のこだわりやサービスを紹介した小冊子『ISARE(イサレ)』も発行。市内の店舗の新たな魅力を積極的に発信してきた。
パネル製作の案が挙がったのは、7月に行われた部会。副部会長の橋本光正さんが、自身の店舗のインスタグラム風パネルを持参し、「他の店舗でも用意して、市内で広めないか」と提案した。製作は市内の印刷会社アート・エスに依頼。真ん中の画像部分がくり抜かれたパネルには、店舗情報や参加店舗で連番となるナンバーが書かれている。現時点では市内5つの店舗や団体が設置しているという。
同部会の數井利次部会長は「伊勢原にこんな場所があるということを知ってもらい、多くの人に足を運んでもらうきっかけになれば嬉しい。参加店舗を増やして盛り上げていければ」と話す。今後は8月11日(木)に行われる大山でのイベント会場で限定パネルを用意する予定のほか、撮影写真を用いたサービス・イベント等も企画していきたい考え。
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