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大山駐在所 北條さんが“県民の警察官” 長年の山岳救助など評価

社会

掲載号:2019年7月19日号

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大山駐在所の北條保徳巡査部長
大山駐在所の北條保徳巡査部長

 伊勢原警察署大山駐在所の北條保徳巡査部長が「第57回神奈川県民の警察官」に選出され、このほど横浜市内で表彰式が行われた。これは、日頃から県民の安全のために職務にあたる県警の警察官の中から、特に模範となる3人が表彰されるもの。

 県民の警察官は、県下の警察署などから推薦された警察官の中から、選考委員会の審査を経て3人が選出される。北條保徳巡査部長は20年以上にわたり、大山駐在所に勤務するほか、山岳救助隊としての活動が評価された。「栄えある賞に恥じぬよう、地域の安全安心のために、精進していきたい」と抱負を語る。

大山に22年

 北条さんは栃木県出身。父親の知人に警察官がいたため幼いころから警察官が身近な存在で、人の役に立つ職業に憧れがあった。そのため、自然と自身も高校を卒業後警察官の道へ進んだ。

 北條さんが大山駐在所に赴任したのは22年前。最初の配属先だった逗子署地域課での交番勤務を経て、家族とともに大山へ。早く地域に受け入れてもらおうと、地域住民の会合などにも積極的に顔を出してきた。今では大山の「駐在さん」として地域住民から親しまれている。

 また北條さんは山岳救助隊としても活動していて、赴任以来多くの登山客を救助してきた。山岳救助は事故などで動けなくなった登山者の搬送や遭難者の救助など多岐にわたる。現在は山岳救助の指導員であるプロフェッショナルリーダーを務め、周辺地域の山岳救助隊員を指導。息子も父親と同じ警察官になり、現在は厚木警察署に勤務し、山岳救助隊員として活動している。「危険が伴う仕事。心配だが、本人が選んだことなので頑張って欲しい」と父親の顔を覗かせた。

 近年、登山ブームや「大山詣り」の日本遺産登録などもあり、大山に登山客や観光客が増加。事故も増えた。北條さんは、自作のチラシを配ったり、声掛けするなど注意喚起を行っている。

 夏山開きを前に「大山は初心者の登山者も多い。登山の際は、必ず登山計画書を提出して欲しい。万が一の時に救助場所の把握などに役立ちます」と呼び掛ける。

 また地域向けには「駐在所だより」を発行し、情報発信を続けている。「地域の人たちのおかげでここまできた。これからも地域の安全安心と山の安全のために努めたい」と力強く話した。

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