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公開日:2026.01.30

市消防本部
救急出動が過去最多に
5年連続で増加

  • 救急出動が過去最多に (写真1)

 伊勢原市消防本部が1月7日、2025年中の救急出動件数を発表した。同消防本部では市民に救急車を適正利用してもらい、救急業務や救急医療に対する理解と認識を深めてもらうため、2020年度から市独自に広報活動を実施。今年度は1月13日から2月10日(火)まで「救急車適正利用普及啓発月間」とし公共施設に設置したAEDの点検、心肺蘇生法・AEDの救命講習などを実施している。

適正利用へ市独自に広報活動

 同消防本部によれば、2025年(1月〜12月)の救急出動数は、過去最多となった昨年の6383件より117件増加し、6500件となった。同本部では緊急性や必要性のない利用も多く見受けられたことから、救急車の適正利用を呼び掛けている。

 4年連続で過去最多を更新している伊勢原市の救急出動。事故種別は急病が4333件と最も多く、昨年より59件増加。次いで一般負傷(ケガ)が1057件で前年より5件の増加となった。また交通事故は324件で、前年より3件減少した。

 救急件数の増加について同本部では「インフルエンザなどの冬期のウイルスの蔓延や夏場の暑さによる熱中症の増加などが考えられる」と話す。

 救急車は事故による大けがや心筋梗塞などにより、緊急で病院へ行く必要がある人が利用する。しかし入院を必要としない軽症の人への救急出動が増加しているため、緊急性が高い救急現場への救急車の到着が遅れることがあるという。

 昨年市内の出動件数が6500件に達し、23年中に全国では約765万件の出動件数があったが、その中には緊急性や必要性のない利用も数多く見受けられている。

 市内で実際にあった緊急性の低い救急車の利用例として「病院で受診までの時間が長いから」「自身で車の運転ができないため病院に行けない」「受診が必要かどうか分からなくて」などの利用で救急要請する実例があった。

 同本部は「緊急性がある場合は迷わず119番通報を。症状がひどくなる前に医療機関の受診をしてほしい。また119番通報に迷う場合は、かながわ救急相談センター(#7119)やLINE『かながわ救急パーソナルサポート』の活用を」と話す。

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