小稲葉のトマト栽培農家・青木農園の青木斎(ひとし)さん(66)がこのほど、伊勢原市農業経営士会の会長に就任した。
同会は、近代的な感覚で農業を行い、新しい有能な農業後継者の指導や援助ができる農業者で県知事が任命する。現在13人が在籍し、情報交換などを行い市内の農業の発展に努めている。
20年ほど前に、息子の就農を機に後継者を育成し、地元農業の盛り上げに一役買えればと農業経営士に。現在の課題は会員不足。数年前まで実施していた、市民参加の農業体験も人手不足などから休止になっている。「やる気のある若手農業者は多い。逆に彼らから学ぶこともある。そうした若い世代にも入会してもらえるようにやっていきたい」と話す。
青木さんは高校卒業後、二宮町の園芸試験場で2年間ハウス栽培の施設野菜を勉強。「これからはハウス栽培だ」と考え、20歳の時に家業の露地野菜ではなく、トマトのハウス栽培を始めた。以来40年トマト一筋を貫いてきた。現在は息子も就農し、ハウス2500平方メートル、露地野菜1500平方メートルを管理する。
「365日切れ目なく出荷できるようにするのが目標。安心安全は当たり前。いかに消費者の好みに合ったものを作れるかが大事です」と笑顔で話した。
県の経営士会会長にはこのほど、市内上谷の石田牧場の会長・石田栄男さんが就任している。
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