STARLIGHT CINEMA実行委員会の委員長を務める 中村 直純さん 笠窪在住 43歳
「一生懸命」が信条
○…新型コロナウイルス感染症の影響で市内外のイベントが中止になる中、街に活気を取り戻そうと市内初開催となるドライブインシアターを企画。９月１日（火）から４日（金）まで市総合運動公園で開催する。「皆があっと驚くイベントにしたい。多くの方に感動してもらえたら」と意気込む。
○…コロナ禍で自身が専務を務めるイベント会社(有)パル音楽産業も仕事が激減。「会社存続のために何かできないか」とさまざまな人に相談する中、飲食店の有志で組織するＩＳＥＨＡＲＡ ＥＡＴＳと新たなイベントチーム「クレイジーボンズ」を結成。実行委員会を立ち上げた。準備時間がない中での企画も、昨年秋に平塚のビーチで、スクリーンを使ったハンモックイベントを小規模ながら成功させた経験から「映画を見た皆が喜んでくれる姿が想像できた。これを機にイベントが増え、街に元気が戻ってくれれば」と話す。
○…予算がない中、当初は小規模開催を企画していたが、イベントを知った多くの市民や団体、企業などから次々と救いの手があり、構想をはるかに超えるイベントに。会場探しからスクリーンの設置など、はじめてのことで戸惑うこともあったが「多くの方が賛同してくれて、協力や助言をいただいた。本当にありがたいです」と感謝の気持ちを表す。
○…伊勢原市出身。父親が代表を務めるパル音楽産業に22歳の時に入社した。音作りが好きで、依頼者の要求に応えることが一番のやりがいだという。また人と関わることが好きで、伊勢原青年会議所では理事長も務めた。何事もやると決めたら一生懸命で、その集中力は自他ともに認めるところ。「多くの方に支えて頂いた。コロナに負けないために絶対成功させたい」と笑顔で話した。
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