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伊勢原 人物風土記

公開日:2026.02.27

成瀬小地域学校協働活動推進員として、木目込みひな人形の制作の中心を担った
石塚 京子さん
高森在住 75歳

  • 石塚 京子さん (写真1)

「やってみなきゃ」でつなぐ

 ○…成瀬小の玄関に現在展示されている「木目込みひな人形」。半世紀眠っていた人形キットを昨年5月に譲り受けた。「やってみなきゃわからない」と、地域に呼び掛け、仲間たちと手探りの中、月1回、2時間半の作業を地道に積み重ねた。今年1月末に完成し、展示を開始。子どもたちから「一番下の段の人形は靴(わらじ)を履いていないんだよ」と教えられ、その鋭い観察眼に驚かされたという。人形を中心に地域が結集した達成感は、何物にも代えがたい喜びとなった。

 ○…22年にわたり民生委員を続ける一方で、2023年度から学校と地域をつなげる「地域学校協働活動推進員」としても活動。「現場の意見を大切にしたい」と教職員の声を聞き、ボランティアと大型液晶モニターのカバーなどを製作してきた。目に見える形で学校環境を整えることで、地域住民が学校へ関わるきっかけを創出する。

 ○…福島県に生まれ、川崎市に、高校から大学時代は二宮町で過ごした。教育実習で子どもたちに惹かれ、小学校教諭の道へ。出産を機に一度は退職したが、自宅で習字教室を開き、常に子どもと接点を持ち続けた。その後、小学校非常勤講師として復帰し、65歳まで教職を全うした。現在は成瀬小でボランティアとして、児童の学習支援を担当。常に子どもと同じ目線に立ち、しゃがんで話を聞くことを信条としている。

 ○…健康維持はスイミング。泳ぐ時間は「無」になれる貴重なリフレッシュタイム。家庭では、日本語教師として活動する夫と支え合い、独立した2人の息子を見守る。楽しみは、同郷・福島県出身の力士、若隆景の応援だ。怪我を克服して番付を戻す姿に勇気をもらい、「いつか生で観戦したい」と夢を語った。

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