伊勢原 トップニュース教育
公開日:2025.03.14
バリ島農学部大学生
大山菜の取組み学ぶ
市内各地で農業交流
インドネシアの大学生2人が3月10日、大山小学校(海野真一郎校長)を訪れ、同校4年生による大山菜の取り組みを発表する授業に参加した。同催しはNPO法人たこ凧揚がれ(川上道子代表)主催の農業交流の一環。
この取り組みは、同法人の「伊勢原とバリ島との国際交流12農業交流10」の一環で企画されたもの。
大山小を訪問した大学生は、インドネシア国立ウダヤナ大学農学部で遺伝子組み換えなどを学ぶインタンさんとカマラさん。この日は同校4年生6人がインドネシア語で自己紹介。自分の好きな事などを披露した。
その後、児童が総合学習の時間で行った大山菜の栽培から収穫、漬物作りなどの一連の作業をモニターを使って発表。生産者が4人しかいない事や、栽培の過程などを紹介すると、2人はモニターを真剣な表情で見入っていた。
発表の後2人は、児童の指導を受けながら大山こまを体験するなどの交流を行い、帰り際には児童が漬けた大山菜がプレゼントされた。交流を終え2人は「学校で農業の勉強をしていることに驚いた。日本語も学べて良い機会になった」と感想を語っていた。
2人は14日(金)まで滞在し、阿夫利神社や市内の牧場、養鶏場などを見学する予定。
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