伊勢原 文化
公開日:2025.10.09
雨を衝く 深遠の美
伊勢原市民文化会館に700人
江戸元禄年間から続く神事芸能「火祭薪能」が10月1日、今年は雨天のため会場を伊勢原市民文化会館に移し開催された。本来の会場である大山阿夫利神社社務局「能楽殿」の、大山の自然を背景とした幽玄な雰囲気とは趣を変えたものの、約700人の来場者が名演者による舞台を心ゆくまで堪能した。
公演は、山階彌右衛門の「一人翁」で幕開け。続いて、松木千俊の「道灌」、武田文志の「羽衣キリ」という二つの仕舞が披露された。狂言は、山本東次郎、山本凜太郎、山本則秀の三氏が「秀句傘」を上演し、笑いを誘った。能の演目「鵜飼 空之働」では、観世清和が前シテ、観世三郎太が後シテをそれぞれ務め、長きに渡り受け継がれてきた心と技の舞台がクライマックスを迎え、観客を魅了した。また、「大山能狂言親子教室」や「大山能楽社保存会」による演目も披露され、舞台に華を添えた。
ピックアップ
意見広告・議会報告
伊勢原 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











