戻る

伊勢原 教育

公開日:2025.12.19

横浜銀行
園児向けに初の「おかねの教室」
成瀬幼稚園で早期の金銭感覚育む

  • 横浜銀行のキャラクター「はまペン」のおこづかいちょうに興味津々の園児たち(上)1億円分の重さを体験(左)

 伊勢原市の成瀬幼稚園(近藤哲朗理事長)で12月11日、年長園児約60人を対象とした「はまぎんおかねの教室」が開催された。横浜銀行による金融教育プログラムの一環。これまで主に小学生以上を対象としてきたが、講義形式による幼稚園児への実施は同行として初の試みとなる。同行から提案を受け、近藤理事長は「小学校に上がると、子どもだけで買い物をする機会や金銭に触れる場面が増える。実際に自分でお金を使うようになる『前段階』として、正しい知識や使い方を学んでほしい」と企画に賛同し、実施となった。

 この日は、行員が講師を務め、園児が飽きないようクイズなどを交えて進行。冒頭では「お金はハサミと同じで、夢や目標をかなえるための便利な『道具』」と説明。トイレットペーパーのような「必要なもの(ニーズ)」と、おもちゃのような「欲しいもの(ウォンツ)」の違いを問いかけ、お金の役割や使い道を学んだ。

 後半のクイズ大会では、「破れたお札はどうする?」「百円玉に描かれているものは何?」など、園児たちは身近な貨幣への関心を高めた。正解すると、大きな歓声が上がった。また、1億円(模擬紙幣)を園児が持つ体験もあった。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

伊勢原 ローカルニュースの新着記事

伊勢原 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS