12年の実績 綾瀬の原動力へ 寄 稿 総合的な子ども・子育て施策の必要性 市議会議員 綱嶋洋一
生きるために必要な「学力向上」対策
確かな学力向上が叫ばれる昨今、自治体ではさまざまな学力向上対策が実施されていますが、綾瀬市の児童・生徒の学力テスト結果は全国平均(※平成25年度全国学力・学習状況調査)を下回りました。
私は子どもたちが将来自立して生きていく力を身につけ、自分の将来を自ら選択することができるよう義務教育における「教育の質の向上」に一刻も早く取り組む必要があると考えます。
具体策として、教職員のレベルの更なる向上のために、県全域での教職員の人事交流や合同研修などを充実させるなど、教職員がともに高めあう仕組みづくりの構築が急務であると考えます。
現代的課題に対応するきめ細やかな支援体制
基礎学力の向上、魅力ある学校づくりを目指すと同時に、児童・生徒の能力に応じたきめ細かな教育を進めていくためには、少人数学級に対応できる教員の配置が必要です。また、発達障害等のある児童・生徒への支援体制を構築するには、教育相談コーディネーターや児童指導を担当する総括教諭や教諭の十分な活動を保証しなければなりません。そのためには、教諭をサポートする非常勤講師の配置が必要です。
さらに、いじめ、不登校、暴力行為等の子どもの問題行動に対応するため、子どもを取り巻く環境に働きかけるスクールソーシャルワーカーの配置・拡充が必要であると考えます。
小児医療費助成の対象年齢引き上げ
現在、神奈川県内の小児医療費無償化の対象年齢は市町村によって異なっています(※表参照)。
県の対象年齢が現在の未就学児から引き上げられれば、県内市町村の上乗せ年齢の引き上げにつながると考えます。
私は、子育て家庭の経済的負担を減らし、安心して子育てできる環境づくりを進めるため、県の小児医療費無償化の対象年齢の引き上げを求めます。
つなしま洋一の会
神奈川県綾瀬市小園959-1
TEL:0467-78-7272
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