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Histry of あやせ名産品会 短期連載企画 Vol.4 偶然の出会いから37年地域に愛される洋菓子店 ―パレ・ド・モンパル―

掲載号:2017年1月13日号

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手土産に重宝されるサブレ
手土産に重宝されるサブレ

 洋菓子店「パレ・ド・モンパル」は、1979年12月12日に初代の中山巖さんがオープンした。元々はフランスの地名から取った「モンパルナス」という名称だったが、関西に同名で商標を取っている会社があることに気づき、7年目の改装に合わせ今の店名に変更している。

 創業者の巖さんは、独立前は世田谷のケーキ店に勤務していた。同店は当時、テレビ番組「ケンちゃんシリーズ」のモデル店で、同氏はここのチーフを務めていたそうだ。

 結婚し、独立を決めた巖さんは仕事を辞め毎日、店舗探しに奔走していた。そんな折、別の物件を見るつもりで訪れた綾瀬で、当時流行っていた「店舗付住宅」を偶然発見する。

 開発され忠実屋(現ドン・キホーテ)が建設されていたこと、海老名から通じる道の目立つ場所であったことなどが決め手となり、購入を決意。以来37年、地域に親しまれるケーキ店として現在に至る。

 市の名産品となっているサブレは、当初バラのみが販売されていた。ブタが増えたのは、1986年頃。保育士が行う連合運動会で、「お土産に渡すためにこのサブレのブタのデザインが欲しい」と綾南幼稚園の保育士から依頼されたのがきっかけだった。

 モチーフになっているブタを描起こしたのも、その保育士だという。当初はバラがミルク味、ブタはチーズ味の2種で販売していたが、今ではアーモンドとクルミも加わり手土産や会合で重宝されている。

 現在、店は息子で2代目の周三さんが継いでいる。「材料の高騰や人出不足など厳しい材料が多いけど、お客様に好まれるものを作れるような体制を整えていきたい」と展望を語った。

現在の店舗
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