神奈川県危険物安全協会連合会表彰式が6月19日に県立かながわ労働ぷらざ(横浜市)で開催され、綾瀬防火協会長の高田紀男さんが、個人として神奈川県知事賞を受賞した。
これは、多年にわたり危険物事故発生防止や火災予防の推進などに尽力した個人・事業所を表彰するもの。今年は事業所と個人で108人が受賞している。
高田さんは1982年に(株)日章製作所に入社し、危険物の取り扱いに従事。自社危険物施設からの災害防止や安全管理に積極的に取り組み、現在まで無事故無違反でいる。また、1987年に結成された防火協会運営に当初から協力し、理事や副会長、会長などを歴任。防火防災思想の啓発に努めている。
高田さんは、「誠に光栄なこと。受賞を機に、より一層の安全意識の高揚や知識向上、防火管理体制強化に務め、これまで以上に関係機関との連携を深めていきたい」と話した。
また、市内企業からは(株)かなしんオフセットが関東甲信越地区危険物安全協会連合会会長表彰を、サントリープロダクツ(株)神奈川綾瀬工場が優良危険物事業所として神奈川県危険物安全協会連合会会長表彰を、優良事業所として学校法人大塚平安学園ドレーパー記念幼稚園・(株)トピーレック トピレックスイムクラブアヤセ・児童養護施設唐池学園が同表彰を受けている。