年の瀬が差し迫った昨年12月、各所で交通安全や防犯意識啓発の様々な取り組みが行われた。
12月12日には、綾瀬高校の生徒3人が、1日警察官を務めた。年末の事故防止を呼びかけるとともに、効果的に同世代の高校生に啓発するための取り組み。
警察官の制服に袖を通した3人は、委嘱式後に警官から交通安全講話を受け、街頭キャンペーンを行った。
その後、パトカーに乗り込みパトロールしながら綾高に到着。教師を生徒に、学んだ知識をクイズ形式で伝えた。
1日警察官の一人、加藤梨希さんは、警察官採用試験に合格している。
翌13日には春日幼稚園が、相鉄バス綾瀬営業所の協力を得て園児を対象にした交通安全教室を実施した。
教室ではバスの死角にロープを張り、危険な個所を可視化。園児が立ったり座ったりしながら、運転手からどう見えるか、なぜ危ないのかを実体験で学んだ。
教室には相鉄バスのキャラクター「みぃちゃん」も参加。バスの洗車も体験するなど、園児たちは楽しみながら学んだ。
また、同日13日に北の台小学校でも、日々輝学園の演劇部とボランティア部による「万引き防止教室」が行われた。
紙芝居で「万引きとはどういうものか」「なぜいけないのか」「するどうなるのか」などを学び、しないことを約束した。