あやせ楽屋帳vol.1
この7月から綾瀬版を担当することになりました。子育てが終わった団塊ジュニア世代で、綾瀬市が12か所目の地域になります。最初でもあるので綾瀬の第一印象を記しておこうと思います▼綾瀬は工業団地と農地が多くある―。担い手不足が顕著な両分野ですが、いずれも、そこに関わる人々の熱が発露していて、生きたネタが多くあるように感じました。特に、市がPRする中小工場の「ものづくり女子(もの女)」のポスターや「あやせコーン」からはその情熱がビシビシと伝わり、人々を魅了する物語を感じました▼もうひとつは外国人の市民が多いこと―。市役所前のファストフード店で原稿を書いているとほぼ毎回、外国の方を見かけます。先日はベトナム出身の母子2組が隣の席にやってきました。うつむきがちな幼子にナゲットを促すママの表情が曇りがちだったので思い切って声をかけてみると、日本の暮らしに10年間も馴染めないでいる心情を吐露してくれました▼いっ歩踏み出して話しかけてみることで、知らなかったコトが分かることを再認識しました。
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