あやせ楽屋帳vol.2
「はじめてのお使い」というにはお兄ちゃんでしたが、まだ幼い子どもがドキドキの体験ができる夏休みの行事は何にも代えがたいもの。綾瀬市青少年課が主催する「こどものまちミニあやせ」を初めて取材しました▼大人によるお膳立てを極限まで廃した仮想社会の「まち」には、実社会に欠けている心からの笑顔や賑わい、期待や不安、充実感や達成感が満ち溢れていました。単に実社会と比較するのは安直ですが、子どもたちの姿から学ぶことが多くありました▼人物風土記で「台湾の人から学ぶことがある」と話した橋本さんの言葉にも深い意味を感じました。難しい日韓関係により、お隣の大和市では青少年訪問団の訪日が取りやめになったと聞きます。どんなコトでも、始まりは子どもたちのように純粋なのですが、コトが進むにつれてどこか難しくなり、方法論を巡る対立が生じがちになります▼きょう8月9日は長崎原爆の日。15日は終戦の日で30日はマッカーサー進駐の日。群青色の夏空に浮かぶ白いふわふわの雲。暑いですが、残暑を楽しく過ごしたいものです。
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