綾瀬 コラム
公開日:2019.09.06
あやせ楽屋帳vol.4
外国人に行政サービスを提供する際の指針となる「情報提供ガイドライン」を綾瀬市がつくった。県内19市のなかで最も多い割合で外国人が生活している綾瀬市らしい取り組みだ▼この指針の策定にあたって市は、外国人との「相互理解」と「対等な関係」を重視する姿勢を強調している。この考え方は自治体経営の枠を超え、隣国との外交に苦慮する政府にも届けたいものだ。言葉の壁による情報格差は日本人が海外を訪れる際も同様に感じる不安で、逆の立場に立ってみれば、できることが無限にある▼日常生活を送る上で必要不可欠な行政情報を「やさしい日本語」で運用するルールは、つくいやまゆり園事件を機に神奈川県が強く推進している「ともに生きる社会」の施策展開とも相通じる。今後の県との連携にも期待したい▼指針は外国人に向けたものとして策定されたが、あらゆる市民、あらゆる分野にも応用がきくはずだ。なかでも「相手を思いやる態度」の重要性を繰り返し記していることにも魅力を感じる。「綾瀬モデル」として全国へ発信してもらいたい。
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