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新たな観光資源に期待 「ナイト放流」に約800人

社会

掲載号:2017年11月3日号

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ライトアップされたダムからの放流
ライトアップされたダムからの放流

 愛川町が10月28日、宮ヶ瀬ダムで夜間に観光放流を行う「ナイト放流」を開催した。この日は雨天にも関わらず、県内外から約800人(主催者発表)が参加。町では新たな観光資源に期待を寄せる。

 宮ヶ瀬ダムの観光放流は、通常昼間に行われている。夜間の観光放流は全国的にも珍しく、昨年11月に町民を対象に試験的に行われたナイト放流でも、幻想的に浮かび上がる夜のダムからのダイナミックな放水が好評を得た。

 そこで町では今年度、ナイト放流の本格実施を決定。事前告知での定員500人に対し、横浜や川崎をはじめ、東京、埼玉、群馬、静岡など、関東近郊のダムファン800人以上から申し込みがあった。町では急遽参加定員を広げ、希望者全員を当選にした。

 イベント当日は、あいにくの雨天だったが、参加者がダム下に集合。ダム写真家の萩原雅紀氏とダムライターの宮島咲氏によるトークショーや、よさこいダンス、和太鼓演奏のほか、愛川第1発電所の内部見学会も行われた。

 渓谷が闇夜に包まれた午後7時に、1回目のナイト放流がスタート。ライトアップと音楽に合わせて放水が始まると、徐々に水量が増え、轟音響く人工瀑布に歓声があがった。

 約6分間の放流に、横浜市から来た参加者は「ライトアップが綺麗で、迫力があった」と感想を話した。また、全国のダムを見学しているというダムファンの小学生男子は「夜間のダムを間近に見ることができるだけでも貴重なのに、放流も見ることができて嬉しい」と笑顔で話した。

 その後は、演出を変えて2回目の放流が行われ、フィナーレには打ち上げ花火が夜空を飾った。

 多くの来場者に、担当の町商工観光課も「初開催でしたが、愛川町の魅力をPRする効果はあった」と手ごたえを話す。

 一方で、2回目の放流では観覧者が減ってしまうなど、課題も浮き彫りに。同課では「雨天ということもあったが、2回の放流を両方見ていただけるような演出も考えていきたい。『ぜひ来年も』というお声も多数いただいておりますので、次回開催も前向きに検討していきたい」と話す。

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