横須賀市 長坂に屋外広場整備 8月初旬に供用開始
長坂にある西浄化センターの敷地内に、ボール遊びなどができる「屋外広場」が整備されている。約4000平方メートルの広場では、キャッチボールやミニサッカーといったスポーツが楽しめるほか、地域住民のレクリエーションの場になることが期待される。市上下水道局によると、供用開始は8月初旬の見込み。
地元住民が長年要望
新しく整備されているのは主に、約2000平方メートルの「運動広場」と、約1900平方メートルの「草広場」。完成後は、子どもたちが走り回ったりボール投げをしたりといった、遊び場として活用される。車で来場できるよう駐車場も設けられる。
地元長坂の住民は20年以上前から、海と身近に触れ合える公園の開設を市に求めていた。同センターの建設にあたり、91年には公園整備の話が再び持ち上がったが、実現には至らなかった。国の補助金を受けていることから、市上下水道局の担当者は「目的外使用の手続きをするのに時間を要した」と説明する。
公園開設をめざして取り組んできた有志グループ「海の公園会」の川名貴志夫代表は「ようやく完成するという思い」と感慨深げ。「子どもから大人までがレクリエーションの場所として活用できれば」と話した。
敷地内の海側には斉田浜(せいたばま)が広がっている。同広場から足を伸ばすこともできるため、海を身近に感じられる場所にもなりそうだ。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>