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大腿骨頚部骨折 寝たきりになる前に 取材協力/ゆたか整形外科
「認知症の方など、高齢者が急に立てなくなったら股関節周囲骨折も疑い診察します」と、ゆたか整形外科の川名院長。
大腿骨は、股関節からすぐの大腿骨頚部で曲がっている。人間はその曲がった大腿骨で体を支えており、転倒や転落の際に曲がった頚部に外力が集中し骨折しやすい。特に骨粗鬆症で骨が脆くなった高齢者は軽微な外力でも発症し、骨折が先に起きてから転倒することもあるのではとも言われており、それがもとで寝たきり、歩行困難になることも少なくない。
予防は、骨粗鬆症の治療と、転倒しにくい環境づくりが必要となる。特に女性は更年期以降、骨のカルシウム量が減るため、普段から検診等でチェックすることが重要。
川名院長は、「骨折した場合、動けないうちに認知症が進んだり、運動機能の低下で内科的合併症を起こしやすく、早期離床のため手術が必要になることが多く、まずは相談を」と話している。
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