生徒代表の４人が登壇しそれぞれが考える「平和」を議論した
横須賀学院中学校で「私たちにとって平和とは」をテーマにしたシンポジウムが９月22日に初開催された。
第一部で沖縄出身の講師伊藤憲翔さんによる平和講演が行われた後、第二部で同校の生徒４人と伊藤さんが「50年後の日本は平和か」をテーマにパネルディスカッションを行った。
事前に実施されたアンケートをもとに議論を交わし、「身近で困っている人に手を差し伸べるのもひとつの平和」、｢まずは相手のことを知ること｣などと生徒らは話し、戦争やテロ、飢餓などの大きな問題以前に小さな視点で物事を考えることが平和に繋がる第一歩ではないかと議論を展開した。
同会終了後、生徒から伊藤さんへ「テロをなくすには」や「平和な世界に向けて何ができる」などの鋭い質問が飛び交う場面も。同校の川名稔校長は「自分の考えを述べることが大事。小さなことでもいいから平和を考えるきっかけになれば」と期待を込めた。
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