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三浦

公開日:2012.04.06

「伊勢海老みたいな味!」
城ヶ島でアマガニ試食会

  • みそ汁に舌鼓を打つ観光客ら

 観光客を増やし地域を活性化しようと、城ヶ島観光協会ほか地元関係者らが考案した城ヶ島の名物料理第2弾「アマガニ(オニヤドカリ)のみそ汁」の大試食会が、4月1日に同島内で開かれた。



 アマガニは、城ヶ島では通常「オニヤドカリ」と呼ばれている。一般的なものは主に網にかかり、需要は4月から6月に石鯛のエサとしてある以外はまったくなく、漁師らもさざえだと思い網から外してみるとアマガニでがっかりし捨ててしまうのが現状という。



 しかし、もともと「食べたときに甘みが口の中に広がるからアマガニという」そうで、みそ汁、壺焼きにすると美味と関係者は話す。



 この日はみそ汁300食を用意し無料で観光客らに振舞ったが、わずか40分で完食。急遽100食追加したものの瞬く間に無くなった。食べた人の評判もよく、「伊勢海老に味が似ている」という声が多かった。

 

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