三浦藤沢信金 新名称「かながわ信金」へ 関東財務局の認可受け
三浦藤沢信用金庫はこのほど、関東財務局から名称変更の認可を受け、来年1月6日から「かながわ信用金庫」としてスタートすると発表した。先月14日に平松廣司理事長(=写真)が関東財務局横浜財務事務所の井上泰延所長から認可書の交付を受けた。名称変更は地域での存在力強化と営業エリアの広域化に伴うもの。同信金では来年6月、綾瀬市に新規出店を計画。新たな地域への将来展開も視野に入れており、「発展的・創造的なイメージのある名前を選んだ」と平松理事長は説明している。今後は融資を通じた資金提供を主軸に、コンサルティング業務の充実やシンクタンクの設立などで中小企業の経営支援体制の強化を図る。
平松理事長一問一答
--名称変更は大きな経営判断です。
「現状の営業体制と将来展開を考えた上で決断の時期だと考えた。経営者として地域の経済情勢、人口動態を鑑みて新しい需要を求めていくのは当然のこと。取引先を支援するには自分自身が体力をつけなければならない」
--本部機能はそのままです。
「合併から23年。横須賀・三浦・藤沢は特別な場所という気持ちは変わらない。新たに作成するロゴマークのデザインには『三浦藤沢』の名残をとどめた。地元を愛する気持ちを忘れない、というメッセージを込めている」
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